アメリカ　サマースクール　Wyoming Seminary(SEM)

渡航者プロフィール
留学先	アメリカ
氏名	I・Mさん（女性）
年齢	17歳
滞在期間	4週間（2022年7月）
滞在方法	学生寮

参加理由や授業、アクティビティの様子等

現地で実際に英語と触れあったときに、日本の学校で文法を学んでいるだけでは身に付かない日常生活で本当に使う英語を学びたかったから。あと生活スタイルにとても憧れがあったから。実際に行ってみて、英語と言う言語の美しさを肌で感じました。日本語にはない感情の表現の仕方や、映画に出てくるような比喩の仕方を普段から周りでたくさん聞けて刺激を受けました。行ってみないと知ることのできなかったスラングやお店での注文の仕方など何気ないところでどういう風に英語を使うのかを知らなかったので、これはかなり良い経験になったと思います。毎朝短いジャーナルを書いて、出される問題についてディスカッションをしたり、週によってそれぞれ違う用法を学びました。長文読解をみんなで行って、その物語から何を感じとったかをシェアしたり、毎週金曜日にはプレゼンテーションをクラスの前でしました。1番印象に残っているのは、深い問題についてクラスメイトの子たちとお互いに考えをシェアしあって、それぞれ自分たちの考えを深める学習です。例えば最初の週には、where are you from?, where are you local?といった一見同じように思えても絶妙に違う議題について考え、自分がどういう人なのかや自分が囲まれている環境がどのようなものなのかを改めて考えさせられると言う不思議な授業でした。今まで考えたことのないような視点から物事を見ることができたので、そしてさらにそれを英語で考えたので新しい感覚でした。シングル寮では、わからないことがあったらお互いに聞かないとどうにもならないと言う環境が強制的に整っているので、常に英語でのコミュニケーションが必要である点が良いと思いました。寮で生活すると他の国の子たちとの距離が簡単に縮まり、クラスの人との関係を築きやすかったです。あと、個人的な感想ですが学校に本当に通っているんだという実感が常にありました。そのため、授業でなるべく多くのものを吸収し持ち帰ろうとする意識やモチベーションは保ちやすかったです。

大変だったこと・日本と違うなと感じたこと

長文読解をしたときに、初めて英語の比喩がたくさん使われている文章を読みました。そもそものボキャブラリー数と読むのが遅いと言う点で周りのクラスメイトよりも英語力が劣っているなと感じてしまった時は少し辛かったです。全体のストーリーを通して筆者が何を伝えたいのか、真意は何なのか、裏に隠された意図を読み取ると言うのも難しく、大変でした。アメリカではLG BTへの意識が強いからか、生徒や先生をサポートする大学生の中に普通に同性愛者がいたり、異性の格好をしたりする人がいて、さらにそれを公に口にする文化がありました。今まで実際にそんな人に会ったり、目の前でその話題について話し合ったことすらほとんどなかったので会話の流れで急にそれを打ち明けられたときにどのように反応するのが正解なのかがわからず迷いました。日本には全くない文化で、アメリカはオープンだなと感動したのを覚えています。生徒が常に授業に参加しようと言う意欲があったのと、先生との距離が近いからどんなことも簡単に相談できると言う点で大きく違うと思いました。また授業中にみんなで少しお菓子を食べながら喋ったり、教室の片隅にある小さなソファー(ヨギボーのようなもの)に座っても先生は普通に話を続けていたりと雰囲気が自由でリラックスしている環境だったのも日本と大きく違うと思いました。そして、とても驚いたのはアメリカ人の人は大量に食べ物をお皿に取って大量に残すと言うことです。それも悪いことだとはあまり意識せずに「これがアメリカ人だから」と言うセリフ片付けているところがまたアメリカ人らしいなと思いました。

これから参加する人たちへのアドバイスや持っていくと良いもの等

できるだけ自分からたくさん行動して、どんどん先生に意欲を見せることが大切だと思います。可能なことには全てチャレンジしてみる、積極的にむしろ前のめりになる位の方がいいです。授業に参加する事はもちろん大切ですが、現地で出会った他の国から来た子たちとのコミュニケーションが1番大切だと思います。文法だけではなくて、現地で生活する人たちが本当に使う英語が日本とどのように違うのかと言うのを実感して、家にに持ち帰ることが大切なのではないかと思います。ドレスアップコーデのための服は本当のザ・ドレスがお勧めです！