ボーディングスクール(寄宿学校)留学とは

ボーディングスクール(寄宿学校)への留学を考えるとき、多くの保護者の方が、期待と同時に迷いや不安を抱かれます。親元を離れて生活することは本当にこの子にとって必要なのか、早すぎる選択ではないのか、そしてこの経験は将来どんな意味を持つのか。そうした問いを抱くことは、とても自然なことです。

ボーディングスクールは、子どもたちが守られた環境の中で、社会に出てからの長い人生を生きていくための土台を育てながら、少しずつ親元を離れていく時間であり、生活の場だと私たちは捉えています。

寄宿舎(いわゆる寮)での生活は、自分のことは自分で行いながらも、困ったときには先輩や大人に頼ることができ、失敗や誤りを学びや成長の機会として受け止められる環境です。親が常にそばにいるわけではないからこそ、子どもは自分の気持ちと向き合い、周囲と折り合いをつけながら、日々の出来事に向き合っていきます。

ボーディングスクール生活では、起きる時間や課題の管理、寮生活での人間関係など、日々の生活の中で起こる小さな出来事を、自分の判断で受け止めていく経験が積み重なります。その中で培われるのは、いわゆる「能力」だけではありません。

思い通りにいかないことや、失敗、誤解が生じる場面に直面したとき、子どもたちは立ち止まり、考え、やり直す経験を重ねていきます。すぐに答えが出ない状況の中で、自分なりの方法を探し、必要に応じて人の力を借りながら前に進む。こうした積み重ねが、問題に向き合い、立て直していく力、いわゆるレジリエンスの土台を育てていきます。それらはすぐに成果として見えるものではありませんが、社会に出てからの長い人生の中で、その人の判断や選択を支える確かな土台になっていきます。

ボーディングスクールでは、教師だけでなく、寮スタッフやカウンセラーなど、子どもに関わる大人の数が多いことも大きな特徴です。一人の大人に依存するのではなく、子ども自身が自分に合った大人との関係を選び、築いていける環境があります。

さまざまな価値観や関わり方に触れる中で、子どもは人との距離の取り方や、信頼関係の築き方を多面的に学んでいきます。これは、社会に出てからも必要とされる、人との関係性を築く力の基盤になります。

ボーディングスクールでは、留学先の国の生徒に限らず、世界各国から集まった生徒たちと生活を共にします。授業だけでなく、食事や寄宿舎での生活、課外活動を通して、異なる文化や価値観と日常的に向き合う中で、子どもは「違いを理解する」以前に、違いのあるまま共に過ごす経験を重ねていきます。

それは、特別な国際教育というよりも、多様な人と協働しながら生きていくための、ごく自然な準備の時間だと私たちは考えています。こうした環境の中で育まれる関係性は、その場限りで終わるものばかりではありません。子ども時代や思春期という多感な時期に、同じ生活を共にした経験が、時間を経て再びつながることもあります。ボーディングスクールで築かれるのは、人生の一部を共有した関係です。それが、国や立場が変わっても、兄弟姉妹のようなつながりとして続いていくことも少なくありません。

私たちがこれまで関わってきたご家庭の中には、将来、家業を継ぐことを見据えているご家庭や、医師、国際機関職員、外交官、外資系企業など、グローバルな環境で働くことを視野に入れている生徒や保護者の方も多くいらっしゃいました。

その多くが求めていたのは、異なる価値観や文化の中で、自分の立場を考え、選び続ける力を育てる環境でした。また、自立心や独立心が強く、海外や異文化への好奇心が旺盛な子どもたちにとって、ボーディングスクール留学は、その気持ちを抑え込むのではなく、安心して試すことができる環境でもあります。

私たちは、ボーディングスクール留学を、将来の成功への近道として捉えていません。寄宿舎で過ごした時間や、異なる背景を持つ人と生活を共にした経験は、人生のさまざまな場面で、その人自身の判断や選択を支える土台になっていきます。

社会に出てからの長い人生を生きる中で、ふとした場面で「あのときの経験があってよかった」と感じられる。ボーディングスクール留学は、そうした土台を育てる環境だと、私たちは考えています。

ニュージーランド独自の選択肢

ニュージーランドには、「公私立校(インテグレーティッド・スクール)」と呼ばれる、他国にはあまり見られない学校の形態があります。これは、かつて私立校として運営されていた学校が、法律改正により公立制度の一部として位置づけられた学校です。

公立校に近い学費設定でありながら、私立校に近い教育方針や校風、伝統を大切にしている点が大きな特徴です。インテグレーティッド・スクールの中には、寄宿舎(ボーディング)を併設している学校もあり、他国のボーディングスクールと比べると、費用を抑えながら寄宿舎生活を送ることができるケースもあります。

「ボーディングスクールを検討しているが、予算面で折り合いがつかない」といったご家庭にとって、インテグレーティッド・スクールは、妥協案ではなく、教育的な考え方と現実のバランスが取れた、意味のある選択肢となる場合があります。

私たちがお手伝いしていること

ボーディングスクールは、出願者に対して「他人と比べてユニークなところ」「自分にしかない持ち味」をしっかり兼ね備えているかを重視します。勉強、スポーツ、芸術等、オールマイティに秀でているに越したことはありませんが、勉強だけ、スポーツだけができる学生より「自分らしさ」「その子なりの軌跡」があることを評価します。つまり、出願準備においては「いかに自分らしさや個性、自分の強みと思えるものをアピールできるか」「それらを裏付ける経験やエピソードがあるか」が焦点となります。

成績

エッセイ

推薦状

課外活動歴

英語テスト

Duolingo
TOEFL
TOEFLJr

面接

審査を受ける上で、どの要素も大切ですが、特にエッセイと面接は自分自身をアピールする絶好のチャンスです。これらの機会を最大限に活用するために、海外教育研究所では出願過程のサポートとして、エッセイの書き方や面接の練習対策サポートを提供しています。より良い印象を与えられるよう、それぞれの準備をしっかり行います。

エッセイの大きな目的は下記2点

①あなたの事を知ってもらう ②入学への熱意を伝える

成績やテストの点数だけでは表現できない「自分らしさ」を伝えることができるのが、エッセイの重要なポイントです。個人的な経験、価値観、意欲、目標などをしっかりとアピールすることが求められます。エッセイは自己アピールの最大のチャンスと捉え、自分らしさやユニークさを存分に発揮した作文を目指しましょう。この『自分発見の旅』とも言えるエッセイで、合格に一歩近づくために、生徒自身の自己理解を深めるための棚卸しワークも提供しています。

  • Please tell us about a challenging experience you had, how you overcame it and what you learned from the experience.
  • If you could change the world, what three things would you do and why?
  • Who has been the most influential person in your life? Why?
    など

ほとんどのボーディングスクールでは出願に際して面接(インタビュー)が実施されます。(※実施方法はオンライン、学校訪問時など様々です。)面接の目的は、エッセイ同様、書類だけでは伺えない生徒のユニークなところを見たり、出願先の学校への適性を確認したり、お互いをよく知るために実施されます。本番のインタビューを想定しながら事前練習を行い、日本と海外とのコミュニケーションの違い等も踏まえて相手によい印象を持ってもらえるようなスキルも伝授します。

  • Why do you think you would like to attend ●●● School?
  • What interests or hobbies do you have?
  • What are your favorite subjects at school?
  • What are your plans for university?
    など

ボーディングスクール(私立校) 国別合格実績(一部)

イギリス

  • ACS International Cobham
  • Bromsgrove School
  • Buckswood School
  • Kent College, Canterbury
  • King’s College, St Michael’s
  • Rossall School
  • Royal Hospital School
  • St Clare’s Oxford
  • TASIS England
  • Taunton School

スイス

  • College du Léman
  • Institut auf dem Rosenberg
  • Institut Monte Rosa
  • La Garenne International School
  • Leysin American School
  • St. George’s International School, Montreux
  • The American School in Switzerland (TASIS)

アメリカ

  • Asia Pacific International School
  • Besant Hill School
  • Cheshire Academy
  • Cushing Academy
  • Fay School
  • Hawaii Preparatory Academy (HPA)
  • Idyllwild Arts Academy
  • Northwest School
  • Ojai Valley School
  • Parkemon School
  • Rolling Hills Preparatory School
  • Rumsey Hall School
  • Shattuck-St. Mary’s School
  • Southwestern Academy
  • St. Thomas More School
  • Storm King School
  • The Cambridge School of Weston
  • The Knox School
  • The Pennington School
  • Villanova Preparatory School
  • Wasatch Academy
  • White Mountain School
  • Woodside Priory School

カナダ

  • Albert College
  • Appleby College
  • Ashbury College
  • Bodwell High School
  • Lakefield College School
  • Niagara Christian Collegiate Institute
  • Pickering College
  • Ridley College
  • Rosseau Lake College
  • Trafalgar Castle School
  • Trinity College School

ニュージーランド

  • ACG (Academic Colleges Group)
  • Christ’s College
  • Hereworth School
  • Lindisfarne College
  • Nga Tawa Diocesan School
  • Queen Margaret College
  • Sacred Heart College
  • Scots College
  • St Peter’s School, Cambridge
  • Wanganui Collegiate School
  • Woodford House

オーストラリア

  • All Saints Anglican School
  • Avalon College
  • John Paul College
  • Melbourne Girls Grammar School
  • Saint Stephen’s College
  • St Hilda’s School
  • The Southport School

ボーディングスクール体験記

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W.Mさん
留学先:
イギリス
英語を実践的に身につけ、世界に通用する力を育てたいという思いから、イギリスのボーディングスクール留学に挑戦しました。最初は言葉や生活習慣の違いに戸惑う場面もありましたが、多国籍の仲間に囲まれた学校生活の中で、少しずつ自分の考えを英語で伝えられるようになっていきました。留学を通して、英語力だけでなく、自分で考え行動する姿勢や、異文化を受け入れる柔軟さが大きく育ったと感じています。


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T.Aさん
留学先:カナダ
海外での学びを通して視野を広げたいという思いから、カナダのボーディングスクール留学に参加しました。授業や日常生活のすべてが英語という環境の中で、積極的に発言し、自分の意見を伝える姿勢が自然と身についていきました。多様な文化背景を持つ仲間との交流を重ねる中で、「違い」を前向きに楽しむ感覚と、自分自身への自信を得ることができました。


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A.Yさん
留学先:ニュージーランド
日本とは異なる環境で生活し、自立した力を身につけたいという気持ちから、ニュージーランドのボーディングスクール留学を決意しました。親元を離れての生活や英語での授業は簡単ではありませんでしたが、寮生活や友人との日常を通して、少しずつ自分のペースをつかんでいきました。留学経験を通じて、英語力の向上とともに、自分のことを自分で管理する力や精神的な成長を実感しています。


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ボーディングスクール(寄宿学校)がある国

受入年齢の目安寄宿舎の特徴費用感の目安(年間)
イギリス小学生~伝統的・生活指導が手厚い800〜1,000万円前後
スイス小学生~多国籍・多言語・自然豊か1,500~2,500万円前後
カナダ中学生〜バランスの取れた教育800〜1,000万円前後
アメリカ小学校高学年~リーダーシップ教育800~1,200万円前後
ニュージーランド小学校高学年〜家庭的・牧歌的600〜900万円前後
オーストラリア中学生〜寮制少なくホームステイ多い700〜900万円前後

※受入年齢や費用は、学校や年度、為替、お子さまの状況によって大きく異なります。

※上記は授業料および寄宿舎費を含む目安です。弊社サポート費用や、各学校が提供・指定するサポート内容によっては、別途費用がかかる場合があります。

よくあるご質問(FAQ)

何歳からボーディングスクールに行くことができますか?
ボーディングスクールの出願では、どのような点が見られますか?
ボーディングスクール留学は、どのようなステップで考えられますか?
発達特性のある子どもでも、ボーディングスクール留学は可能ですか?
どのくらいの時期から、相談や準備を始めるとよいですか?

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