自分に合った学習スタイルを知る ~優位感覚編~
こんにちは、金成です。
先日都内の私立男子中高一貫校を訪問してまいりました。
この学校ではカリキュラムの一環で、私たちの留学準備プログラムでも取り入れている「学習スタイル~セルフポートレート」を採用しています。
今回は、情報を脳に入れる際に最も効果的な方法「優位感覚」についてでした。
「優位感覚」には「視覚型」「聴覚型」「触覚型」の3つがあり、更にそこから8つに分けられます。
視覚型学習①「活字型」読む ②「ピクチャー型」見る
聴覚型学習③「聴覚型」聞く ④「発話型」話す
触覚型学習⑤「記述型」書く ⑥「全身型」体を動かす ⑦「スケッチ型」絵を描く ⑧「触覚型」手で触る
インターネットがまだない私の学生時代は「本を読む=活字型」「先生の話を聴く=聴覚型」「ノートに取る=記述型」の3つが学習スタイルの定番でしたが、実際にはこんなにいろんな方法があるんですね。
この中で特に得意に感じる感覚が3つほど人にはあり、勉強でも仕事でも、はかどる方法を知っておくことで、集中力も意欲も変わってきます。
優位感覚の観点から英語学習を例にとると、一案としてこんな方法が挙げられます。
- 「活字型」 英字新聞やペーパーバックを読む
- 「ピクチャー型」字幕なしで洋画やYou Tube等の動画を観る
- 「聴覚型」聞く オーディオブックやポッドキャストを聴く
- 「発話型」話す 英会話を習う
- 「記述型」書く 英語で日記を書く
- 「全身型」体を動かす 洋楽を歌いながら踊る
- 「スケッチ型」絵を描く 英語でマンガを描く
- 「触覚型」手で触る 英語の文章をタイピングする
大切なのは、いろいろ試してみて自分にしっくりくる方法を見つけておくこと。
勉強に限らず、お仕事においても役立ちます。
この優位感覚は人と人とのコミュニケーションにおいても表れるものなので、次回はコミュニケーションの観点からもお伝えします。
※授業はマインドフルラーニング社代表の高橋様が担当、当社提供の学習スタイル認定コーチ養成講座は、学校や塾の先生方も多数受講されています。高橋様による授業の様子はこちら⇒ SEIGAKUIN Junior and Senior High School
金成