海外教育研究所

スタッフ日記

🦘カンガルー便り Vol.14

こんにちは。シドニーより古賀です。

今週からこちらは二週間の冬休みが始まりました。それと同時にまさかのロックダウンです。昨年のロックダウンが開けて以降はおおよそ一年間の日常を取り戻していただけに、この冬休みに入る直前の、それも休暇期間をまるまる含めた二週間のロックダウンが発表された時にはたくさんの人が悲鳴をあげました。我が家では特に遠出の計画もありませんでしたが、予約していた子供たちのホリデープログラムがキャンセルになり、子供たちと一日中を家で過ごす冬休みになります。屋外での10人以下でのエクササイズは許可されますので、天気が良ければ公園に連れ出そうと思っています。

 

屋外でのグループタイムの様子

今回は、以前少し触れた次男の幼稚園からの指摘についてです。5歳の次男が通う幼稚園はモンテッソーリ教育をしっかりと取り入れた学校で、主な特色としては子どもたちそれぞれの内から出る「やりたい!」という意欲に基づいた活動が展開されるところです。教室内にはモンテッソーリ流の教育玩具が棚に並べられており、子どもたちがその時に遊びたいものを選び手に取り、遊び終わったら自分で片づけます。一方、外で遊びたい子は屋外で走り回ったり植物の観察をしたり、それぞれの場所で必要に応じて先生方が補助をしながら学びや遊びを手助けしてくれます。Kindergartenクラスに入った今年はそこに英語と数字の学習が加わり、NSW州カリキュラムの到達目標に沿いながらもモンテッソーリ流に次男のペースで日々学習できていることがよく分かります。個々人の意欲に沿った個別の学習を軸に展開されることが特徴ですが、一日のうち1~2回程先生を囲み読み聞かせや手遊び、ちょっとしたゲームも行われ、これをグループタイムと呼んでいます。

モンテッソーリ流の学び

モンテッソーリ流の学び

先生から次男への指摘があったのは昨年Pre-schoolクラスに在籍して三分の二が経過した頃で、次男がグループタイム中にゴロゴロ転がって他の子の邪魔をしたり、ウロウロして周囲の物を触ったりと、とにかく集中ができないのでOccupational Therapist(作業療法士)の診断を受けてほしいと言われました。まずはOccupational Therapistについて調べるところから始めたところ、こちらでは子ども向けに専門クリニックがあることも分かりました。予約が取れたのはそれから一か月後、二回程クリニックで次男の動作やお絵かきなどを見てもらい、これまでの発育過程や懸念について親へのヒアリングがあり、ひとまずの結論としては「現時点では特に発達面での遅れは見られません。グループタイムでの英語が理解できないことが原因となっている可能性が高いため、英語の理解が上達することで改善されるでしょう。」とのことでした。作業療法士さんから頂いた診断結果のレポートを幼稚園と共有し、引き続き様子を見ていきましょうということになりました。そこから半年ほど経過しましたが、全般的に多少の落ち着きのなさはあるものの、課題とされていた点については着実に改善されていると聞いており胸をなでおろしています。

実は指摘があってから、こちらの何人かの親御様から色々な話を伺う機会もありました。ある男の子は学習には問題なくついていけているものの、感情のコントロールや、自分の感情を言葉にすることができないことを指摘され、Speech Therapist(言語療法士)に会うことを勧められ、現在は毎週通院して社会面や言語面のサポートを受けています。またあるお子様は視覚に問題はなさそうだが、単語を書きとったり目で見たものを言葉にすることが難しいようなのでBehavioral Optometrist(視覚認知の発達をサポートする眼科医)に会うことを勧められたそうです。他にも何人か発達検査を受けるように指摘された親御様と話をする機会もありました。日本では親にこのような指摘をすることはセンシティブな問題と捉えられ、実際に行われるのは非常にまれなことだと思います。それがこちらでは早く判明すればするほど早めに療育を開始できる、また原因がそこになければ他のアプローチを試せるため、親や先生にとって、そしてもちろん子供本人にとっても良いことと理解されているようです。日本ではクラス内の子供たちに発達の遅れや差異があってもクラスを滞りなく運営していくことは先生の力量ありきのように捉えられがちですが、こちらでは早い段階でプロの見解を得て有効なアプローチや配慮を加えていくことが前提にあるため、先生方が親へ指摘をする際のハードルは圧倒的に低いようです。

指摘があった当初は心がざわつきましたが、私自身は専門家に次男の様子を診てもらい、それを踏まえた先生方のご理解や配慮を得ることができ大きな安心感を覚えました。話を聞いた他の親御様もその点は共通しているようです。日本でも学校と教育センターなど学校以外の機関との連携が出来つつあると聞いています。更にここに民間の専門家も加わり、効果的な教育や子育ての下支えのシステムが地域単位でより一層厚くなると良いなと感じています。

何よりも外遊びが大好きな男子

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古賀


 

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