こんにちは。榎本です。
先週よりカナダのボーディングスクール協会、CAISより招待を受けて東海岸を中心に
学校視察に来ています。今回は世界8カ国からのエージェントが集まり、和気藹々とした雰囲気の中、各学校を見学しています。
今回、下記10校のボーディングスクールを見学します。

• Pickering College
• Rosseau Lake College
• Trinity College School
• Ridley College
• Appleby College
• Albert College
• Lakefield College
• Branksome Hall
• King’s Edgehill School
• Stansted College

どの学校も大学進学に向けた教育に力を入れている学校ですが、今日はその中から訪問した2校の特徴をご紹介します。

【学校名】Appleby College（共学）

Appleby Collegeはトロント市内から車で約40分の位置にキャンパスを構えるカナダを代表する名門校の一つです。都会に近いところにありながら学校は自然が感じられる落ち着いた環境で、両方の環境を求める生徒にぴったりです。州の試験でも素晴らしい成績を残しており、生徒のほとんどが第一志望の大学に入学しているだけではなく、スポーツやアート、アウトドアエデュケーションなどを通じて40年、50年先を見据えた教育を提供しています。またメインキャンパス以外にもう一つキャンパスを保有しており、G9、G10の学年でサバイバルキャンプに出掛ける伝統があり、これは当校のハイライトでもあります。学校を案内してくれたG12の生徒もこの経験がこれまでで一番印象に残っており、厳しい環境を耐え抜いたことを誇りに思うと話してくれました。また、最終学年のG12では地元の生徒でも必ず寮に入るというユニークな点もあります。ESLがないため、入学に際して高い英語力が求められるため、事前の英語学習は必須です。

【学校名】Albert College（共学）

Albert Collegeはトロント市内から車で約2時間、1857年に創立された私立共学校ではカナダで最も古い歴史を持っている学校です。1世紀ほどタイムスリップをしたような気持ちにさせてくれる校舎からもその歴史の深さを感じさせてくれます。当校は幼稚園から生徒が学習していますが、留学生の受け入れはG7からとなっています。G7～12の生徒数は約160名と小規模なため、学校全体が大きなファミリーのようで、生徒一人ひとりに目が行き届く教育を提供しています。また、大規模とは異なり、コミュニティーを形成するために各生徒が必要とされる機会も多く、自分の存在を感じながら生活できるのは小規模校の強みとも言えるでしょう。男子寮はオンキャンパス、女子寮はキャンパスから徒歩約5分のところにあり、寮の多くが個室となっています。ESLも提供されていますがG10からの入学の場合、TOEFL Jrで860点前後の英語力が求められます。　

この学校視察ツアーは私にとってもそれぞれのボーディングスクールの違いや特徴を再認識する絶好の機会となり、日本のエージェントで唯一、参加させてもらえていることを大変光栄に思います。

11月には日本でもCAISボーディングスクールフェアが行われます。海外教育研究所スタッフがフェアブースに同行させて頂くことも可能です。
★詳しくはこちら　→　https://kbunsha.com/cais/

また、毎年秋から年明けにかけては9月入学の出願時期となっていますので、
カナダへの留学にご興味のある方はどうぞお早めにご相談ください。
問い合わせ先：
海外教育研究所
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Email: inquiry@kaigaikyoiku.jp