求められる書く力
こんにちは、金成です。
2017度から英検準2級と3級にライティング技能が加わるとの記事が先日ありました。
私が教師をしていた頃(約20年前)はライティングを教えることに余り時間を割いていなかったように記憶していますので、時代のニーズとともに求められるものも変化してきたことを試験の傾向からも実感しています。
確かに「聴く・話す・読む・書く」の4技能の総合的な育成は語学の習得に欠かせません。
小さな子どもが母語を覚えていく過程を振り返ってみても、順を踏んで4技能を身に付けています。
聴く・話す・読む力がついてきたら次は書く訓練。
ただ、これが一番大変なことかもしれません。
書くことは考え、自分の言葉で表現する力が必要だからです。
書く力を磨くためには、日ごろからあらゆる物事にアンテナを張り、知識を蓄え、自分の考えや意見を表現する訓練を積んでおくことが大事なように思います。
海外の学校ではよく課題にエッセイ(小論文)が出されますので、留学中の生徒さんの中には苦労されている方も少なくありません。
書くことが不慣れな方は、先ずは一日の出来事を数行だけでも書いてみましょう。
続けてそれに対して自分が思ったことを書いてみる。
日記に近いかもしれません。
最初は短文でも書き続けていくうちに書くことに慣れ、表現力も磨かれていきます。
小論文は、日本の大学の帰国子女受験でも多くの大学で出題されます。
付け焼き刃ではなかなかハードルの高いことですので、日頃から、自分の考えや意見をメモしておくこともお勧めです。
日本にいる間にも訓練できますので、留学を視野に入れている方は早速始めてみられてはいかがでしょうか。
金成
海外教育研究所
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