海外教育現場より

留学するみなさんへ ~留学中のセンパイの声をお届けします~

こんにちは、金成です。

先週から今週にかけてアメリカ、カナダのボーディング組の合格発表が届きました。

それぞれの進路が決まりご家族ともども胸をなで下ろしてしています。

ここからは留学本番に向けて私たちの留学準備プログラムを始動します

⇒ 詳細はこちら 

コロナ以前は各国の学校スタッフが来日して、対面で学校説明やインタビュー(面接)を受ける機会もありましたが、コロナ禍ですっかりオンライン対応が定着、現地訪問も容易ではない中、バーチャルツアーの機会も増えました。

そんな折、先日アメリカはオレゴン州にあるボーディングスクールのバーチャルツアーで在校生のR君から留学生活の生の声をお聞かせ頂きましたのでここで紹介します。

R君は留学5年目の高校生。

日本の学校や勉強が楽しく感じられず、その状況を変えたいと自ら思ったことが渡米のキッカケに。

留学当初は英語力がほぼゼロで相当苦労されたことから、日本でできる限り英語力を伸ばしてからくる方がいいとのアドバイスも。

学業面では、世界中で起きていることをみんなでディスカッションするクラスが特に面白いそう。

様々なニュースを見比べて正しいと考える情報を切り抜いてプレゼンする等、情報が溢れる現代社会において情報の見分け方が養われると話してくれました。

活動面では自転車や写真が好きで、寮長、生徒会メンバーにも参加。

今の学校生活は毎日がとても楽しく、充実感にあふれていることが彼の話しぶりからも伝わりました。

この学校はユニークなシステムで、年齢での学年区分けはなく、個々のペースで学習を進めていきます。

飛び級する子もいればゆっくり時間をかけて学ぶ子もいて。本来子どもの学習スタイルは千差万別であることがよく理解できました。

そして入学当初には全員勉強はどうやってするのが面白いかを学習するそうです。

分からないことにぶつかったらどうしよう?

そうなった時のゴールは自分で分かるようにする。

案外みんな知っているということかもしれませんが、実践、継続までできているとは限らないですよね。

先生方は子どもの内面を育むことを大切にされているそうで、できないことを決して否定せず、今はできなくても大丈夫、練習しようといったふうに前向きに取り組めるような言葉がけをされるそうです。

すてきだなーと感心しながら聴いていました。

留学する上で大切なこととしてR君は以下の点を挙げていました。

  • みんなとのかかわりを持てる子。他人に興味があり他人の意見を受け容れられる。
  • 地道な努力を重ねていきたいと思える子。やるべきことはたくさんあるので自制心を持って臨めること。

この学校もそうですが、成長したい、自ら自分の力を育みたい子に留学は向いているものなので、受身であったり、怠惰な子には向かないとも。

苦手なことはそのままにしない、自分を変えていくことを恐れないことも大切と話していました。

ハイスクール卒業後にやりたいことはたくさんあるそうで、まずは好きな自転車と写真を活かしながら、需要がある意味ある仕事に就きたいそうです。

大学はいつでも必要な時に行けばいいという考えで、自分の将来プランをあれこれ思い描いているようでした。

日本でくすぶる時期があっても、自らの意思と粘り強さがあれば道は拓けるということを示してくれたR君はとてもかっこよかったです。

金成

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