子どもが未来を切り拓くために
生きる力と異文化理解力を育む「見守る留学スタイル」

創業から20年にわたり、私たちは2,000組を超えるご家族それぞれの成長の瞬間に立ち会ってきました。留学は、子どもたちが自分を試し、異文化にふれながら、自分らしく生きる力を育む貴重な経験です。語学や進学だけではない、人生の土台をつくる時間。その中で柔軟性や問題解決力、そして何よりも「自分で選び、前に進む力」を身につけ、これからの時代を生き抜く土壌が育まれていきます。

私たちが大切にしているのは、子どもたち一人ひとりの中にある「こうなりたい」「やってみたい」という意志です。生きる力とは、他者と関わり、問いを持ち、自らの足で人生を切り拓いていく力。それは、テストの点数や偏差値では測れない、「その子の中にあるエンジン」のようなものだと、私たちは考えています。 

こうした力が必要とされる背景には、急速に変化する社会があります。AIの進化、グローバル化の加速、多様な人々と共に生きる時代。そんな未来を担う子どもたちにとって、主体性や当事者意識とともに欠かせないのが「異文化理解力」です。 

異文化理解とは、単なる知識や国際感覚ではなく、「違いを力に変える力」。文化や宗教、価値観の違いに出会ったとき、それを遠ざけるのではなく、理解しようとする姿勢。留学生活では、日常的に「どうしてそう考えるの?」「自分だったらどう感じるだろう?」と他者の視点を想像し、違いに向き合い続ける機会が溢れています。この経験の積み重ねが、やがて他者を尊重し、自分の考えを言葉にしながら協働できるしなやかな強さへとつながっていきます。 

こうした育ちは、子どもだけでなく、保護者の皆さまとの関わりがあってこそ実現します。私たちは、子どもの自立を支えるうえで、保護者の存在が果たす大きな役割の一つに、子どもが自ら選び、悩み、乗り越えていくためには、かかわる大人の「見守る勇気」が必要と考えています。親が手を差し伸べすぎず、信じて待つという距離感が、子どもが本来持っている力を育てていくことを、これまでかかわってきた数千のご家族の姿から学ばせて頂きました。 

保護者の皆様へ

魚を与えるのではなく、釣り方を教える

この言葉こそ、子どもの留学を通した育ちの本質を表していると私たちは考えます。親が手を離し、信じて見守ることで、子どもは自ら釣る力=学ぶ力・関わる力・違いを受け入れる力を身につけていくことができます。困っているときに助けてあげたいという思いは、親として自然なものですが、すぐに手を出すのではなく、子どもが自分で考え、自分で乗り越える経験を重ねることで、本当の意味での「生きる力」が育ちます。異文化との出会いは、ときに違和感や葛藤も伴いますが、そうした経験こそが、自分を深く知り、他者と違いを越えて関わる力の源になるのだと私たちは信じています。

これからの社会では、異文化理解力は「教養」ではなく、「生きる力」そのものです。多様性の中で協働する未来を生きていく子どもたちに、いま最も必要なのは、「違いにどう向き合い、それを活かすか」という実体験です。子どもが未来を切り拓くのは、他の誰でもなく、自分自身の足。そしてその一歩を踏み出す原動力は、自分の中にある“意志”に他なりません。意志あるところに、道は開ける。私たちは、その信念のもと、お子さまと保護者の皆さまの伴走者として、ともに歩み続けてまいります。

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