世界には、私たちの常識とは異なる習慣や考え方があふれています。例えば、食事の仕方や授業のスタイル、時間の感覚すらも、国や文化によって違います。同じ出来事でも、その捉え方は人によって驚くほど変わるのです。
この体験が教えてくれるのは、私たちの見方は固定されやすいということ。 一度立ち止まり、視点や意識の焦点を変えることで、全く新しい世界が見えてくるということです。日常生活や人間関係、そして異文化での暮らしでも同じです。
留学中は、文化・価値観・生活習慣の違いに何度も出会います。そのとき、「これは自分の知っている正しいやり方と違う」と拒むのではなく、「こういう見方もあるのか」と受け止められる柔軟性(Flexibility)が欠かせません。慣れない環境に戸惑う場面では、変化を前向きに楽しむ楽観性(Optimism)や、新しい見方ややり方を試してみる挑戦する勇気(Risk taking)が、大きな力になります。
ある生徒は、留学先での授業スタイルの違いに最初は戸惑いましたが、「これはチャンスだ」と発想を変え、現地のクラスメイトに質問やディスカッションを積極的に持ちかけるようになりました。その結果、学び方だけでなく人間関係も広がり、自信と充実感を得られたのです。
FORWARDでは、このF・O・Rの未来力を実践的に育てます。見方が変われば、世界はもっと豊かになります。そして、それは留学で得られる経験だけでなく、その後の人生のあらゆる場面で、あなたを支えてくれる力になります。FORWARDは、この「視点の転換」を出発点に、7つの未来力を総合的に育てるプログラムです。異文化での学びを「その場限りの経験」に終わらせず、人生の土台へとつなげていきます。