未来を描き、一歩を踏み出す
留学準備プログラム FORWARD
海外教育研究所では、共育・自立・自律を軸に、小中高生と保護者に寄り添いながら、未来を切り拓く学びを様々な形で提供しています。その1つが、海外教育研究所オリジナルの留学準備プログラムFORWARD。「未来に向かって、柔軟に・しなやかに・自分らしく歩んでほしい」という願いがFORWARD(フォワード)の言葉に込められています。FORWARDには、これからの時代を生きる子どもたちに必要な7つの素養を表すキーワードが隠れています。これらの「未来力」は、留学の成功にとどまらず、帰国後の学校生活や、その先の人生にも深くつながっていきます。
FORWARDが大切にしている「柔軟性」や「楽観性」は、ある身近な例にも表れています。たとえば同じ絵でも、人によって見えるものが異なる「だまし絵」。最初は壺にしか見えなかったものが、人の顔に見えることもあります。一度決めた見方を変えるには勇気が要りますが、その瞬間、全く新しい世界が広がります。留学生活も同じです。文化や価値観の違いに戸惑うこともありますが、視点を変えることで驚きや喜びを見出し、成長の糧にすることができます。FORWARDでは、この「見方を変える力」も7つの未来力の中に位置づけ、プログラム全体で育んでいます。
頭文字 | キーワード | 意味する力 |
---|---|---|
F | Flexibility | 違いや変化をしなやかに受け入れる柔軟性 |
O | Optimism | 希望を持って前を向く楽観性 |
R | Risk Taking | 失敗を恐れず挑戦する勇気 |
W | Wellbeing | 心身の健やかさと豊かさ |
A | Autonomy | 自ら考え、行動する自律性 |
R | Relationship | 多様な人と信頼関係を築く力 |
D | Decision Making | 自分の軸で選び、決める意思決定力 |
同時期に留学する生徒たちとともに行われるワークショップでは、以下のような内容をともに学び、考え、話し合いながら留学に備えます。(実施回数1回:2時間)
異文化理解
『察し型』『表現型』って何?海外の学校での評価方法って?
異国での共同生活を想像しながらコミュニケーションの違いや適した方法を学ぼう
トラブル対処
どんなトラブルがある?ストレスサインとは?
実際に起こりうる留学先でのトラブルや悩みの種類を知り、対処法を考え、備えよう
留学生活はアウトプットの連続
自分の意見を整理してプレゼン練習をしよう
留学予定の他の参加者とも、良い刺激を与え合おう
*取り扱うテーマは変更になる場合があります。
*時期によっては個別対応となる場合がございます。
さらに準備を整えて留学に臨みたい方へ
FORWARD個別プログラム
海外教育研究所では個別対応のプログラムを複数ご用意しています。すべてのプログラムに共通するのは、一人ひとりが「自分を知り、育むチカラ」をゴールとしている点です。この「自分を知るチカラ」は、自分の感情や価値観を理解するだけでなく、自分の学習や行動を客観的に振り返り、調整するメタ認知力を含んでいます。
世界の教育は今、この「自分を知るチカラ」を重視しており、欧米やオセアニアの学校でも、感情理解や協働、共感力を養うSEL(社会情動的学習)や、探究や成果を可視化して振り返るポートフォリオ学習が広く取り入れられています。これらはいずれも、知識の習得を超えて「自分らしく未来を選び取る力」を育む学びです。
海外教育研究所の個別対応プログラムでは、こうした国際的な教育の流れをふまえつつ、SELを基盤としたキャリア教育やウェルビーイングの実践、学習スタイル把握と英語レッスンを組み合わせることで、一人ひとりに最適な支援を行います。短期的な成果にとどまらず、自己理解とメタ認知力を深めながら、自分を育てる力を長期的に養っていきます。
留学はまだ決めていないけれど準備から始めたい
そんな方にも、私たちの個別対応プログラムはご利用いただけます。将来の留学を見据える方にも、国内での進学やキャリア形成を重視する方にも、一人ひとりの歩みに合わせて伴走できるのが私たちの強みです。