海外教育現場より

クライストチャーチ視察レポート 第二弾

こんにちは、中山です。

先月末から本日にかけて、新年度が始まるニュージーランドやオーストラリアに一時帰国ホリデーを終えた生徒たちが続々と戻られました。

みなさん充実したお休みをご家族のもとで過ごされたようで、久しぶりに会った現地のスタッフもリフレッシュしてとてもいい表情で土産話をたくさん聴かせてくれたとの報告が届いています。

さて、ニュージーランドの視察レポート第二弾は「留学先としてのニュージーランド•クライストチャーチ」についてです。

ニュージーランドは、北島と南島に分かれていますが、クライストチャーチは南島でも一番大きな都市。…とは言え日本の都市部とは比較にならないほど小さく、とてものどかで、小中学生の留学先として上位にくるエリアです。

その理由を今回の視察で改めて実感しました。

とにかく『人が優しい』

学校のスタッフ(教育関係者)はもちろん、ホストファミリー、お店のスタッフ、ホテルのスタッフ、街を歩く人々…とにかく優しい。英語ができない留学生にも、積極的に手を貸してくれる同級生や先生も多く、日本と同じ島国でもあり、保守的なところなどが少し似ていたりするのですが、他の英語圏と比べても「思いやり」の精神が強いのは、田舎ならではかもしれません。

どの学校の先生方も、留学生にとってどうするのがベストかを常に気にかけてくれており、特に小中学生の留学先としては大きな安心材料ではないかと思います。

『個の良いところを伸ばす教育』。

クライストチャーチに限らず、ニュージーランド全体の国としての教育方針の1つでもあります。最近ではスタンダードにもなりつつある「褒めて育てる」に通じる部分がありますが、例えば教育環境では、各教科における成績優秀者だけではなくリーダーシップやチームワーク、作品賞、〇〇部門賞など、成績以外にも、各方面で貢献した生徒や活躍した生徒なども表彰され、様々な場面で一人一人の努力や良いところを認められる機会があります。

今回訪問した生徒さん達でも、前回ご紹介したT君(小学6年生)は英語ができないながらもテクノロジーの教科で優秀賞を受賞表彰、中学生のTさんも、Hard Materials Technology (金属や木材、プラスチックをはじめとする様々な物質を使って作品を作る科目)の学年半期1位に選ばれ、学校全体の式典でも表彰されました。

学校により方法や規模感は異なるものの、子ども達にとって、個々が認められた喜びは大きな自信になることは間違いありません。以下は、今回表彰されたTさんと、私立女子校の学校見学時に遭遇した生徒さん。これまで獲得した表彰バッジを誇らしげに見せてくれました。

『コンパクトな街』

学校はダウンタウン郊外の住宅地や自然豊かな環境にありますが、どの学校からも中心地までは車で数十分〜一時間程度。ダウンタウン自体も、ショッピングモールや映画館、レストランなど色々揃っており、現在は大きなスタジアムも建設中だったりしますが、それでも半日から1日あれば十分回れてしまいます。

公園やモールなどは至るところにあり、Weekendマーケットも良く開催されています。

確かに大都市が多い日本からの留学では、物足りなさや不便さを感じることもゼロではありませんが留学先として考えた場合、自然豊かな環境や、治安が良く動きやすいサイズの街だからこそゆったりと落ち着いて学ぶことができ、生活環境にも早く馴染めるのではないかと思います。

公園で開かれていた週末マーケットの様子。パンや蜂蜜、野菜や果物、お菓子類などの出店が沢山あり、とても賑わっていました。

さて、2回に渡りお届けした視察レポートはいかがでしょうか?

クライストチャーチの某学校では、小学校高学年から4週間程度のお試し留学再開が決定。

長期留学を考える手前で、磨いた英語や自立生活の腕試しにトライしてみませんか?

中山

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