海外教育現場より

学びのニュージーランド訪問

こんにちは、金成です。

日本の教育関係者向けのワークショップ参加のために、ニュージーランドにきています。

日本の教育を外から見つめ考えることが当ワークショップの趣旨で、小学校や高校視察を始め、教員や学校長の養成にあたる方、NZの現役スクールカウンセラーによるレクチャーが行われました。

インクルーシブ教育の良し悪しが日本でも議論されていますが、この国ではなんと40年も前からこの教育が良しとされ、現在も現場で実践されています。

実際に視察した小学校の読書時間は図書館で行われ、自閉症児が通常クラスの生徒と同様に思い思いの本を読んでいました。フロアに寝そべる子もいて、その自由さといろんな子どもが一緒に過ごす姿が余りにも自然で「すごく良いな」とほっこりしました。

ちなみにこの小学校では移民のお母さん向けの英語クラスも開講してます。人もコミュニティも温かい!!

高校視察ではマオリ族の伝統儀式で迎えて頂きました。言葉は分からなくても魂に響いてくるような熱と深みのあるセレモニーでした。

この学校では、いじめ対策の一環でスクールカウンセラーが「アンダーカバー」を設けて解決に導くユニークな手法を用いています。アンダーカバーはいじめを受けている本人の周囲の数名必ずいじめている側も含めます。実際に彼らの話を聞き、日本のいじめ対策にも応用できると良いなと思います。

まだまだここに書ききれないほどいろんな学びや気付きを頂いた貴重な経験でした。

来週はNZ各地に留学中の生徒たちを訪ねてきます。

金成

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