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公立校留学(海外の公立校)とは

海外の公立校留学とは、カナダ、ニュージーランド、オーストラリアなどの国で、国や州が運営する公立の中学・高校に在籍し、現地の生徒とともに学び、生活を送る留学のかたちです。

私たちは、公立校留学を単なる「語学習得」や「進学」のためだけの手段ではなく、その国・地域の社会の中に身を置きながら、自分自身の在り方や人との関わり方を育てていくプロセスだと捉えています。

なぜ海外の公立校を選ぶのか?その魅力と特徴

海外の公立校は、その国や地域の社会と強く結びついた学校です。ニュージーランドでは国が定める共通の教育カリキュラムに基づいて教育が行われており、カナダやオーストラリアでは、州ごとに教育省がカリキュラムを定めています。制度の違いはありますが、いずれの国でも公立校は、その社会で生きていくための基礎を育てる場として位置づけられています。

地域社会との結びつきが強く、現地の生徒が多数を占める環境の中で、留学生も日常の学校生活を通して、その国の価値観や考え方に自然と触れていくことになります。

ニュージーランドには、公立校制度の一部として「公私立校(インテグレーティッド・スクール)」と呼ばれる学校があります。これらは、もともと私立校として運営されていた学校が、法律改正により公立制度の枠組みに統合された学校です。

公立校に近い学費設定でありながら、学校ごとの教育理念や校風、伝統を大切にしている点が特徴で、落ち着いた学習環境を求めるご家庭に選ばれることもあります。また、インテグレーティッド・スクールの中には寄宿舎(ボーディング)を併設している学校もあり、進学段階やお子さまの状況に応じて、選択肢の一つとして検討されるケースもあります。

海外の公立校には、さまざまな背景を持つ生徒が在籍しています。移民として育った子ども、大学進学を目指す生徒、地域での就職や専門分野への進学を考えている生徒など、将来の進路や価値観は一様ではありません。

特に、小学校高学年から中学生にかけては、価値観や人との関わり方が大きく育っていく時期です。この時期に、多様な考え方や生き方に日常的に触れながら学校生活を送る経験は、「自分はどうありたいのか」「どんな道を選びたいのか」を考える土台になっていきます。

高校にあたる学年では、大学進学を前提とした科目だけでなく、実技や職業に近い分野を学べる選択科目が用意されている学校も多くあります。生徒は自分の関心や将来像に合わせて科目を選び、異なる目標を持つ仲間と同じ空間で学びます。

海外公立校で学ぶ主な履修科目・選択科目(共通例)

分野主な科目例
英語English / English Language Arts(読解・作文・スピーチ・プレゼンテーション)
数学Mathematics(代数・幾何・統計など、レベル別)
理科Science(物理・化学・生物の基礎、総合科学)
社会Social Studies / Humanities(歴史・地理・市民社会)
体育・健康Physical Education / Health(運動・健康・ウェルビーイング)
分野主な科目例
芸術・表現Art / Visual Arts、Drama、Music、Photography
デザイン・技術Design Technology、Engineering Basics、Robotics、Woodwork
IT・デジタルComputer Science、Coding、Digital Media、Game Design
ビジネス・社会Business Studies、Economics、Entrepreneurship、Marketing
実生活・技能Food Studies(調理)、Hospitality、Fashion Design
環境・自然Environmental Studies、Sustainability、Marine Studies
人文・社会探究Psychology、Philosophy、Global Studies、Media Studies
健康・福祉Health Science、Human Development、Community Studies
語学French、Spanish、Chinese など(第二外国語)
キャリア系Career Education、Work Experience、Vocational Pathways
  • レベル選択:同じ科目でも、進学向け・基礎重視・実践型など複数レベルがある。
  • 組み合わせの自由度:文系・理系・実技を横断して履修できる。
  • 実社会との接続:プロジェクト学習、プレゼン、課題解決型授業が多い。
  • 進路の柔軟性:大学進学だけでなく、専門分野・職業につながる科目も選択可能。

日本の教科構成と比べると、「何を学ぶか」「どのレベルで学ぶか」を生徒自身が選べる幅の広さに驚かれる方も少なくありません。海外の公立校では、試しながら自分の関心や得意を見つけていくことが、学校生活の一部として自然に組み込まれています。

学校生活の文化と日常の違い

学校生活の雰囲気も、国によって異なります。カナダの公立校では制服を設けていない学校が多く、生徒は私服で通学します。一方で、オーストラリアやニュージーランドの公立校では、制服がある学校が一般的で、服装を通して学校コミュニティの一員であることを意識する文化があります。

また、課外活動やクラブ活動の在り方も、日本の学校とは異なります。放課後や週末の活動は参加・不参加が比較的自由で、一定期間ごとに活動を変えられる場合もあります。学業とのバランスを自分で考えながら関わることが求められ、「何に、どのように時間を使うか」を主体的に選ぶ経験につながります。こうした日常の積み重ねも、公立校がその国や地域の社会と強く結びついている理由の一つです。

目的別:どんな公立校留学プランがあるの?

公立校への留学には、目的や期間に応じて主に以下の3つの選択肢があります。

数週間から1学期間の体験入学(ターム留学)
夏休み等を利用し、数週間から1学期(約10週間)現地校に体験入学。将来の長期留学の準備や、異文化交流を目的とする方に人気です。

1年間の休学留学
日本の学校に籍を残した状態での留学。一定期間英語環境に身を置き、語学力向上と異文化理解を深めたい方に適しています。語学学校と現地校の組み合わせも可能です。

卒業留学(長期留学)
現地の高校卒業を目指す数年間の留学。日本とは異なる海外の教育システムで学びたい方、海外大学進学など進路の選択肢を広げたい方、帰国生入試を視野に入れている方に選ばれています。

海外の公立校では、学習環境や人間関係、学校生活の進め方が一様ではありません。決められた枠の中で過ごすというよりも、自分で考え、選びながら学校生活を組み立てていく場面が多くあります。

異なる価値観や考え方に触れることを前向きに受け止められること、自分の意見を持ちつつ相手の立場にも目を向けようとする姿勢は、公立校留学を考えるうえで一つの目安になります。

一方で、学習や生活面でのサポート体制は学校ごとに異なり、常に手厚い個別対応が用意されているとは限りません。困ったときに自ら助けを求める力や、環境の違いを受け止める時間が必要になる場合もあります。公立校留学を検討する際には、「どの国・どの学校がよいか」だけでなく、「この環境がその子の成長につながるか」「今のタイミングが適切か」という視点を大切にすることが重要だと私たちは考えています。

公立校留学にかかる費用の目安

海外の公立校留学にかかる費用は、国や地域、学年、滞在形態、為替状況などによって大きく異なります。以下は、一般的な1年間の目安としてご覧ください。

国・地域年間費用の目安(日本円)備考
カナダ(B.C州など)約350〜500万円州・教育委員会により差が大きい
ニュージーランド約350〜500万円比較的生活費が安定している
オーストラリア(SA州など)約400〜550万円都市部は高めになる傾向

※費用についての留意点:上記は、授業料・ホームステイ費用を含む概算です。あくまで目安であり、学校・学年・地域・年度・為替状況によって変動します。また、航空券、海外保険、ビザ関連費用、弊社サポート費用等は含まれていません。特別な学習サポートや追加ケアが必要な場合は、別途費用がかかることがあります。

ユニークな公立校の選択肢:寄宿舎(寮)を併設する公立校

海外の公立校留学では、ホームステイでの滞在が基本となりますが、国や地域によっては、例外的に寄宿舎(寮)を併設、または学区が管理する寄宿舎型プログラムを持つ公立校も存在します。
数は多くありませんが、生活面の安定を重視したいご家庭や、学校と生活環境を一体で考えたい場合に、検討されることのある選択肢です。

カナダ・アルバータ州にある Golden Hills School Division は、留学生受け入れに長年の実績を持つ学区の一つです。原則はホームステイ滞在ですが、地域や年度によっては、学区が管理・関与する寄宿舎型の滞在オプションが検討されるケースもあります。

地方都市ならではの落ち着いた学習環境と、地域コミュニティとの距離の近さが特徴です。実社会に近い学びを大切にしながらも、生活面のサポート体制を重視したいご家庭にとって、条件が合えば検討の余地がある学区です。(※滞在形態や受け入れ条件は年度や状況により異なります。)

ニュージーランドには、公立校でありながら寄宿舎(スクールホステル)を併設している学校が一部存在します。学習面は公立校のカリキュラムに基づきながら、生活面では学校管理下の寄宿舎で集団生活を送ります。

ニュージーランドらしい穏やかな校風の中で、年齢や発達段階に応じた生活指導が行われる点が特徴で、「私立のボーディングスクールは負担が大きいが、ホームステイだけでは不安がある」というご家庭にとって、一つの中間的な選択肢となる場合があります。(※募集人数が限られているため事前の確認が不可欠です。)

海外の公立校留学では、基本的にホームステイでの滞在となります。学校生活だけでなく、日々の暮らしを現地の家庭の中で共にすることも、公立校留学の大きな特徴の一つです。

ホストファミリーの家族構成や背景は非常に多様です。移民として暮らしている家庭、子連れ同士の再婚家庭、リタイア後のご夫婦、他国からの留学生を受け入れている家庭など、いわゆる「典型的な家族像」に当てはまらないケースも少なくありません。

ホームステイは単なる滞在先ではなく、その社会の一部として暮らす経験です。だからこそ、「お世話になる」「預かってもらう」という関係ではなく、お互いを尊重し合いながら生活を共にしていく姿勢が大切になります。日々の小さなやり取りや気遣いの積み重ねが、社会の中で人と関係を築いていく力を育てていきます。

公立校留学の準備と渡航までのステップ

海外の公立校留学では、日本のような一斉受験制度はありません。学校や教育委員会が定める出願期間内に書類を提出し、必要に応じて英語力測定テストや面接を受ける形式が一般的です。

英語力だけでなく、これまでの学習状況(成績)や適応力、出席率、生活面での自立度などが総合的に見られる場合もあります。そのため、留学開始予定時期の1〜2年前頃から準備を進めていくご家庭が多く見られます。

留学までのスケジュール(目安)
1年~6ヶ月前9ヶ月~6ヶ月前6ヶ月~2ヶ月前1ヶ月~1週間前
個別カウンセリング
情報収集
英語力の確認
留学先・学校の決定
お申込み
航空券・海外留学保険の手配
ビザ申請準備・申請
入学許可書の取り寄せ
滞在先(ホームステイ等)の決定
渡航前オリエンテーション
最終確認
出発準備

公立校留学の体験談

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H.Yさん(留学先:ニュージーランド)
ニュージーランドの公立高校に長期留学し、多文化の中で日々英語を使う環境を選びました。最初は慣れない点に苦戦したものの、異なる文化背景を持つ多くの仲間と接する中で意見を交換する力や主体性が培われました。ホストファミリーとの日常を通じ、世界を広く捉える視野が育ったと実感しています。


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K.Nさん(留学先:ニュージーランド)
中学生として長期留学。誕生日をホストファミリーと祝ったり、学校でスポーツや文化活動に参加したりする中で、英語はもちろん国際感覚や積極性が磨かれました。友人との交流や異なる文化体験が、自分自身の成長につながったという実感を深めています。高校は日本、大学は奨学金を得てアメリカへ進学。


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 A.Sさん(留学先:カナダ)
一度は語学体験からスタートし、その後現地の教育委員会プログラムへの参加を決意しました。ホストファミリーの温かい支えや現地のサポート体制を受けながら英語力を伸ばし、現地での学びと交流を通して視野が広がり、自立心や積極性を育む機会となりました。


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よくあるご質問(FAQ)

公立校留学では、必ずホームステイになりますか?
ホストファミリーはどのような家庭が多いですか?
英語力やこれまでの学校生活は、どの程度重視されますか?
不登校の経験があっても、公立校留学は可能ですか?
公立校留学を考える際に、大切にしたい心構えはありますか?

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