夏休みの留学(不登校・発達特性から留学を考え始めた方へ)

不登校・発達特性からの留学
自分らしくいられる海外体験ガイド

環境を見直すという選択肢について

海外留学は、すべての課題を解決する「特効薬」ではありません。
ただし、子どもの状態やタイミング、受け入れ環境などの条件が整った場合には、環境の変化が良い方向に作用することがあります。

実際にご相談をいただくご家庭では、日々の学校生活の中で、
「何かが合わない」「この環境では力を出しきれない」といった違和感や、今の学校や集団のあり方との合いにくさを、少しずつ感じるようになったという声が多く聞かれます。

学校生活、集団行動、友だちづきあい、日々の生活リズム。
その背景は一人ひとり異なり、理由を一つにまとめられるものではありません。

「日本の学校文化と、この子の個性がうまく噛み合っていないのかもしれない」
「環境が変われば、この子本来のペースで過ごせるのではないか」

こうした視点から、海外という環境に目を向け、サマースクールなどの短期留学から検討するご家庭が、近年少しずつ増えています。

海外教育研究所では、
お子さまが安心して一歩を踏み出せる環境づくりを大切にしながら、 適した海外体験をご提案しています。

不登校からの留学

相談が増えているご家庭の特徴

このような状況にあるお子さまにとって、海外での体験が“変化のきっかけ”になることがあります。

  • 学校に行きづらい、または不登校の状態が続いている
  • 集団行動が負担に感じられる、または新しい環境に慣れるまで時間を要する
  • マイルドな ASD・ADHD・LD などの特性がある
  • 日本の学校の画一的なリズムと相性が合わない
  • 英語圏で安心して学べる環境を探している

これらは「できていないこと」ではなく、
今の環境との相性の問題として捉え直すことができるものでもあります。

なぜ海外の教育環境が“良い方向に作用することがある”のか?

日本の学校文化とは異なる海外の教育環境には、
子どもたちが “自分のペース”を取り戻しやすい要素が数多くあります。

競争よりもウェルビーイング(安心・幸福) を重視する姿勢が根づいているため、学びを支える大人の関わり方や、学校の構造そのものが、 「子どもの心の状態(ウェルビーイング)」を中心に 設計されています。

海外留学で自己肯定感が戻りやすい4つの理由

理由海外の文化・教育観お子さまに起こりやすい変化
① 個性を尊重する文化成績よりも「心の状態」を大切にするウェルビーイング教育が浸透しており、日本のような一斉行動や同調圧力が少ない。安心して自分を表現でき、「このままでいい」という自己肯定感が育ちやすい。
② 少人数で温かい学びの環境多くの学校で、教員やスタッフが近い距離で子どもを見守り、丁寧に関わる体制が整っている。ひとりひとりを理解しようとする姿勢に触れ、「わかってもらえる」という信頼感が生まれる。
③ 成功体験が得やすい構造スポーツ・アート・アウトドアなど、言語に頼らない体験型アクティビティが豊富。小さな成功体験が積み重なり、「できた」という実感が自己肯定感の回復につながる。
④ 言語以外でのコミュニケーションが自然英語が得意でなくても、ジェスチャーや表情など非言語でのやり取りが文化として受け入れられている。英語負担を過度に感じず、自然体のまま異文化に馴染める。

SENサポート・プログラム選定の3つのステップ

海外教育研究所では、SEN(特別な教育的配慮)の有無にかかわらず、「その子にとって負担の少ない環境かどうか」を最も重視しています。

そのため、次のような3つのステップで状況を整理します。

お子さまに適した環境を見つけるため、現在のご様子やこれまでの経過、特性や感じやすい負担などを伺い、どのような学びの環境であればフィットするか全体像を整理します。

主に以下の内容をお知らせいただいています

  • 日々の生活リズムや、学校生活で感じている負担
  • 不登校がある場合のきっかけ・期間・休んでいる間の過ごし方
  • 通院や治療の状況、既往症・既往歴
  • ASD・ADHD・LD などの特性の有無とその程度(診断名・グレーゾーンを含む)
  • カウンセリング受診歴や服薬の状況
  • 医師の承諾が必要な場合はその可否
  • 心理的傾向、集団行動での負担感、感覚の敏感さ
  • 得意な領域や、苦手を感じやすい場面

これらの情報は、適した環境を判断するうえで重要な要素となるため、正確な内容を共有いただいています。

お子さまの状況をプログラム主催元へ共有し、必要な配慮や受け入れ体制について確認します。

この個別照会には、33,000円のリサーチ料を頂戴しています。
また判断のために、診断書・留学承諾書・WISCなどの英文記録 をご提出いただく場合があります。

これらは、既に構成されたプログラムにお子さまが無理なく参加できるかを、主催元が正確に判断するために必要とされる情報です。
お子さまの状況をプログラム主催元へ共有し、 受け入れ体制や参加可否の可能性について確認します。

受け入れ先(プログラム主催元)から承諾が得られた段階で、正式に弊社へのお申込みとなります。

その後は、
留学前・留学後のコーチング、渡航前ワークショップに加えて、ご希望に応じて個別の英語レッスン(有料オプション)を提供しています。

これらの準備を通じて、現地での生活や学びを、より無理なく受けとめられる土台を整えていきます。

状況に応じて候補となるサマープログラム(一例)

※受け入れ可否は年齢・状態・特性により個別確認が必要です

プログラム例特徴(なぜ適したプログラムか)
AICOLオーストラリア少人数クラスとゆったりした学習ペースが特徴。生活面のサポートも厚く、初めての海外でも落ち着いて参加しやすい環境です。
Global Collegeカナダ英語初心者への受け入れ体制が柔軟。不安が強いお子さまでも、自分のペースで学びを進めやすい構造になっています。
Bodwell High Schoolカナダ寮スタッフが常駐し、生活の見守りが手厚い滞在環境。集団生活に不安があるお子さまも、安心して過ごしやすい体制です。
Wasatch Academyアメリカ広大な自然に囲まれた落ち着いたキャンパス。生活リズムを整えやすく、ゆっくりと自分のペースを取り戻したいお子さまに適しています。
Taunton School Internationalイギリス通年、留学生の受け入れをしているボーディングスクール。生活・学習の両面で寄り添うサポートがあり、環境変化に慎重なお子さまにも適しています。

体験談と保護者の声

これまでに参加したお子さまやご家庭の声を、いくつかご紹介しています。
プログラムごとの様子や、お子さまがどのように過ごしたのかを知る参考としてご覧ください。

海外教育研究所の姿勢

私たちは「行けるかどうか」ではなく、お子さまがその環境で本来の力を伸ばしていけるために、どのような条件が必要なのかをご家庭とともに整理していきます。

留学そのものを目的とするのではなく、お子さまの状態に合った環境を適切に見極め、そこで過ごす時間が確かな経験となるよう準備を整えること。
それが、海外教育研究所が大切にしている姿勢です。

※ ご相談の段階では、費用が発生することはありません。まずはお気軽にお問い合わせください。

サマースクール・プログラムの種類

英語+アクティビティで学ぶサマーキャンプ

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英語に慣れ、海外での生活や人との関わりを楽しもう!

アカデミック挑戦・大学キャンパス滞在

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将来を見据え、専門性のある学びを体験!

現地校で学ぶ “リアルな学校体験”

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海外の学校生活を通じて日常の中で英語を使う経験を!

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スポーツやSTEMなど、自分の得意や関心をさらに伸ばそう!

小学生でも安心の単身留学

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