
アメリカへの留学では、留学生が1年以上公立校に在籍する事は認められていないため、卒業を目的とした留学など長期にわたる場合は私立校への留学となります。私立校のうち、寮制学校を指すボーディングスクールは全米に約300校あります。校風やカリキュラム、入学基準も様々で選択の幅も広いです。私立校の多くが留学生のための英語の授業(ESL)を設けています。
私立校の中には「プレップスクール」と呼ばれる名門ボーディングスクールがあり、難関大学への進学対策に注力しているのはもちろん、寮生活を通じて徹底した全人教育を行っています。
治安が心配されるアメリカですが、ボーディングスクールの多くは、都市部や空港から数十キロ以上離れた田舎町にあり、安全な生活環境となっています。
出願に際しては、出願書類の他、過去の成績、推薦状、所定のテストスコア、面接が行われ、合否判定が出されます。
アメリカの多くの学校は2学期制を採用しており、1学期は約4カ月~5カ月間となります。9月に新年度が始まり、6月に終了します。州ごとに若干異なりますが、6,7歳から16歳までが義務教育とされています。日本と同じように中学・高校が6学年で、高校課程を修了すると卒業証書が授与されます。
アメリカのボーディングスクールでは「個性を伸ばす」事が教育の根本にあります。そのため、必修科目以外は自分の好きな科目と将来を考えた科目を選択し、主体的に勉強します。一クラスは10名前後の少人数で、発表や討論中心の授業が行われています。事前に、教科書や参考書を読んで自分の意見をまとめる宿題が、多くの科目で出されます。授業中は、頻繁に発言を求められ、生徒からも積極的に手を挙げて質問をします。与えられた課題を考え、解決策を見出していく過程が重視され、大胆な発想や仮説は歓迎されます。
大学のように単位制ですので、科目を履修して進むと飛び級も可能です。生徒は学期の初めに科目登録を行います。各学校にはアドバイザーがおり、履修登録の相談に応じています。選択科目として用意されている科目は学校により異なり、芸術分野に力を入れている学校、職業訓練的科目が多い学校などそれぞれに個性があります。
ボーディングスクールでは、放課後の課外活動においても個性を育む多彩な活動が用意されています。様々なスポーツのみならず、音楽、ダンス、絵画、奉仕活動などから自らの意思で参加活動を選択します。
アメリカの大学進学においては、各学校に常駐するカレッジカウンセラーによる進路指導が11年生(高校2年)から始まります。カレッジカウンセラーは生徒や保護者に大学の選択方法や、出願方法を指導していきます。アメリカでは、日本のような入学試験はなく、12年生(高校3年)で受験するSATやACTなど大学進学適性試験のスコアと、高校の成績、エッセイ、推薦状などを提出し、各大学が独自に選考を行います。ボーディングスクールでは、大学の入試担当者を学校に招き、専攻学科の選び方や出願において必要条件を案内しています。


| 学校名 | Cushing Academy | Ojai Valley School |
|---|---|---|
| 学費(寮費・食費含む) | $42,850 | $42,900 |
| 入学金 | $4,285 | $500 |
| ESL | $7,000 | $7,420 |
| 現地費用合計: | $54,135 | $50,820 |
| (日本円合計) | ¥5,143,000 | ¥4,828,000 |
| 航空運賃(約) | ¥200,000 | ¥200,000 |
| 海外傷害保険12か月(約) | ¥120,000 | ¥120,000 |
| 1年間に必要な費用合計(約): | ¥5,460,000 | ¥5,148,000 |
$1=¥95で計算