
子どもの単独留学(保護者の同伴なし)では私立校への留学となります。私立校は、プライベート・パブリック・スクール、またはインディペンデント・スクールと呼ばれ、伝統あるハイレベルの学校が数多くあります。これらの学校では、留学生は大半の場合、寮生活となります。寮生活では、他の寮生と生活を共にすることで友情を深め、生活ルールやマナーも身につけます。寮には寮母や寮長が共に暮らし、生活全般のお世話をします。寮制学校の意味を持つボーディングスクールの中には留学生を受け入れる体制が整っている学校もあり、留学生用の英語の授業(ESL)なども設けています。英語力のない学生は、授業についていけるまで、集中的に英語力を伸ばす授業を選択することも可能です。
イギリスのボーディングスクールの多くは、マナーや規律、協調性を重視した、厳格な紳士・淑女教育を行っています。生徒一人ひとりの個性を尊重し、少人数制の下、個々の興味や好奇心を思う存分追求できる環境といえます。クラブ活動では、音楽、アートを始め、サッカー、ラグビー、ゴルフなどイギリス発祥のスポーツも盛んです。学習指導はもちろん、人格教育を目的とした奉仕活動の時間も多く設けられています。
イギリスでは、日本の学校のように受験日はありません。定員に達した段階で募集を締め切ります。入学するには各学校が設ける試験と面接を受けます。(面接がない学校もあります)出願には日本での成績や推薦状を提出します。英語力がない場合でも不合格になるとは限りません。選考では、過去の成績や本人のやる気などが考慮されます。
イギリスの義務教育期間は、通常5~16歳までの11年間です 。日本の義務教育の9年より2年長くなります。14歳から2年間GCSEという16歳で受験する国家試験の勉強をします(最低5教科)。そし て、16歳から2年間は18歳で受験するAレベルという国家試験のための勉強をします(最低3教科)。14 歳までは約10教科を勉強します。
国レベルの統一試験GCSE(General Certificate of Secondary Education)では、約30の試験科目から自分の適性や能力に合わせて最高10科目まで自己選択して受験します。選択できる科目は、英語、数学、生物、物理、化学の他、フランス語、スペイン語などの外国語科目です。試験形式は、暗記よりも理論的な思考と理解力が試される短い論文形式の回答主体です。結果はA(最高)から成績順にアルファベットでグレード付けされます。この試験で所定の成績を修め、次の教育機関へ進学します。日本の学校のように、一定期間在籍すればほぼ自動的に卒業資格がもらえるわけではありません。
イギリス国内外を問わず、大学進学を希望する生徒は、この後 Aレベル(General Certificate of Education, Advanced Level)という統一試験を受験します。Aレベルの試験は、日本で言う高校卒業の段階で受験します。AレベルはAS levelとA2levelに分かれています。 AS levelでは平均5教科、A2levelでは平均4教科を履修します。Aレベルでは、大学の基礎科目レベルの知識を習得します。大学の学部課程が3年間というのもイギリスの特徴です。
Aレベルの試験で要求されるものは、日本の大学の教養課程に相当する高度な内容になっており、その成績はイギリスの大学に進学する場合も、日本の大学を受験する場合も、重要な合否審査基準となります。日本の大学へ入学する場合は、A2レベルを最低2教科合格しなければなりません。帰国子女枠で多くの大学がA2レベルの結果、面接、小論文で受験を受け付けています。学校からの推薦文も合否に大きく影響します。


| 学校名 | Bedford School | Taunton School |
|---|---|---|
| 学費(寮費・食費含む) | £28,356 | £29,700 |
| 入学金 | £1,000 | £2,500 |
| ガーディアン費用 | £2,000 | £2,000 |
| 現地費用合計: | £31,356 | £34,200 |
| (日本円合計) | ¥4,546,000 | ¥4,960,000 |
| 航空運賃(約) | ¥200,000 | ¥200,000 |
| 海外傷害保険12か月(約) | ¥120,000 | ¥120,000 |
| 1年間に必要な費用合計(約): | ¥4,866,000 | ¥5,280,000 |
£1=¥145で計算