
カナダの高水準の教育は世界規模で定評があり、公・私立共に世界中から多くの留学生が集まっています。2002年、ユニセフが発表した「各国学力水準ランキング」(14歳~15歳対象)では、読解力、数学、理科のテストにおいて世界第4位にランクインしました。
カナダは先住民と多民族が暮らす多文化国家ならではの懐の深さを持つ国でもあります。異なる民族や文化を尊重する政策を取っていますので、留学生にとっても居心地よく過ごすことが出来る国といえます。
カナダの公用語は英語とフランス語ですが、フランス語を公用語と定めているのはケベック州のみで、他州では英語が公用語です。英語を母国語とする人口は約70%で、フランス語を母国語にする人の多くはケベック州在住です。英語が公用語の州の学校では、授業は英語で行われ、フランス語は授業として受けます。イマージョン教育といって、英語圏の中にも、フランス語で授業がなされている学校も中にはあります。
カナダの教育制度は州ごとに設けられている教育省が管轄しています。公立・私立共に各州が定める教育カリキュラムに沿って授業が組まれ、卒業には、各州が定める卒業試験に合格後、卒業証書(diploma)が授与されます。
カナダの高校を卒業後、アメリカへの大学進学もスムーズに行えることから、カナダを留学先として選択する学生も中にはいます。カナダ人学生の90%以上は公立校に通学していますが、中にはボーディングスクールを含む私立校に通う子どももいます。
公立・私立共に英語を母国語としない留学生や移民家庭の子どものために、ESL(英語補習コース)を設けている学校が多くあります。入学時に十分な英語力を有さない学生は最初の半年程度はESLコースのみを受講、あるいは、体育、音楽、アートなど語学力を必要としない授業と並行受講する事もあります。
学年が進むに連れて、卒業に必要な必修科目と個々の興味ある分野の選択科目を組み合わせて科目登録を行います。選択科目は一人ひとり異なりますので、履修する科目ごとに教室を移動するようになります。
留学生の受け入れ可否は、各州の学区ごとに決められています。入学条件や学費も学区ごとにまちまちです。カナダ人学生の学費は無料ですが、留学生は各学区が定める学費を納めます。留学先を決定していく際には、都市部や田舎などの生活環境面、気候面、物価面などを比較しながら学区を絞り込んでいく場合が多いです。出願に際しては、出願書類の他、過去の成績と出席率が重視されます。
私立校の多くは、「プレップスクール」と呼ばれる進学校です。中には名門ボーディングスクールもあり、ボーディングスクールの数では群を抜くアメリカからわざわざカナダのボーディングスクールに入学する学生もいます。多くの卒業生が毎年カナダ国内を始め、アメリカやイギリス等の名門大学へ進学しています。出願に際しては、出願書類の他、過去の成績、推薦状、所定のテストスコア、面接が行われ、合否判定が出されます。
ボーディングスクール


| 学校名 | Pickering College | St Michael's University School | ノースバンクーバー(公立) |
|---|---|---|---|
| 学費(寮費・食費含む) | $41,250 | $55,660 | $13,000 |
| 入学金 | $2,000 | $2,500 | $150 |
| ホームステイ費 | $0 | $0 | $9,900 |
| 現地費用合計: | $43,250 | $58,160 | $23,050 |
| (日本円合計) | ¥4,108,000 | ¥5,525,000 | ¥2,189,000 |
| 航空運賃(約) | ¥200,000 | ¥200,000 | ¥200,000 |
| 海外傷害保険12か月(約) | ¥120,000 | ¥120,000 | ¥120,000 |
| 1年間に必要な費用合計(約): | ¥4,428,000 | ¥5,845,000 | ¥2,510,000 |
$1=¥95で計算